マルゴのこだわり

POLICY

POLICY 01

素材や産地のこだわり

恵まれた環境と豊富な栄養素。

三重県が面する伊勢湾には、木曾三川と言われる大きな川(木曽川、揖斐川、長良川)が流れ込み、その淡水に含まれるリン酸と窒素イオンという成分が伊勢湾の海水と混じりあっています。その結果、あさりの餌となる良質なプランクトンを大量に発生させることができます。
また、この木曾三川から流れ込む豊富な淡水は、貝毒や赤潮の発生源となる有害な植物性プランクトンの生成を防ぐ働きもあります。その結果、伊勢湾の栄養豊富な海で育ったあさりは、他の生産地と比較して「旨味・身入り」の良さが格段に違います。
通常あさりの身入りは旬の時期で20〜30%前後で、身入り率が28%を超えると美味しいあさりと言えますが、伊勢湾産のあさりは旬の時期には35%以上(自社調べ)の数値を記録します。

POINT

美味しいモノを求めるための全国仕入れ

お客様の笑顔のために。

マルゴ水産では、旬のモノを「美味しく食卓へ」の思いから三重県海域に「信用取引の証」とされる入札権を持ち、各産地とは相対取引を行い原料を入荷しています。

POLICY 02

製造工程への取り組み

本社

レトルト食品・冷凍食品製造

異物の混入を防ぐためクリーンルーム内で生産をしています。入室時にはクリーンスーツへ更衣・手洗い・うがい・手指消毒・衣服へのローラー掛け・入室時のエアシャワーを徹底することで清潔な環境下での製造を可能にしています。また、お客様へ安心・安全な商品をお届けするためにISO22000(食品安全マネジメントシステム)認証を取得し規格に基づいたトレーサビリティシステムのもと製造を行うことで日々、品質向上に努めています。
製品の温度上昇を防ぐため直接原料に触れず、自動計量・自動真空を実施。
別室にて、レトルト窯・ブランチング機で加熱処理を行っています。

伊勢事業所

活貝

海と同じ環境の砂池プールを有しており天然で採貝された貝を砂池プールに撒きます。鮮度の良い貝は砂に潜り、鮮度の悪い貝や異物が砂上に残ることで選別を行えます。この砂池プールを利用することで、長期備蓄・安定供給・計画的生産を可能にします。
年間平均17℃、塩分濃度約3%の地下海水をくみ上げ、夏場24時間、冬場48時間以上の砂抜きを行っております。製造の際は砂抜きプールにて、6段階のサイズ選別により自社規定のサイズに選別を行います。ドラム型洗浄機にて洗浄し目視検品にて割れ貝・死貝・異物等を除去します。海水PCやバルク商品の海水は0〜3℃の冷却水を使用し、お客様のご要望に応じ専用スペックでご用意致します。

海藻(あおさ・あかもく)

水中に海藻を沈め、バブリングにより洗浄を行います。その後、当社オリジナルの比重選別機にて異物を選別し異物除去に努めております。クリーンルームにて充填、パッキング作業をしており、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)に基づき製造を行っております。

魚類事業所

魚類冷凍加工

水揚げされた魚はヒスタミンの生成を防ぐため氷水で締め、鮮度の良い状態のまま魚類工場へ持ち込まれます。4段階のサイズ選別を行い計量の後、−32℃・収容量70tの急速冷凍庫により鮮度劣化する前に凍結することが可能です。冷凍方法としてはサバ・ブリ・マイワシ・カタクチイワシ等のラウンド凍結、イワシ・アジ等のIQFを主に行っています。